ある一日

父のお世話になっていた人が亡くなって、わたしも悲しい。年齢もそんなに離れていない方だったので、わたしの携帯にもいつそんな、緊急の電話が入るんだろうと、最近そんなことばかり考える。考えても仕方がないのに、覚悟ができていないから、考えては泣きそうになってしまう。

 

今日はいつも通り家族のために珈琲を淹れて、昼食を食べに行き、スーパーで買い物をした。おやつにホットケーキを作って(好き嫌いの多い母が美味しいと言っていたのが嬉しかった)、夜は麻婆豆腐。

父のどうでも良い話を少しだけ真剣に聞いたところは、いつもとちょっと違った。